2014-06-04から1日間の記事一覧

パクシル服用の感想

「マイルド」の一言に尽きる。非常に滑らかに効き始め、効いてくると心が安定し、穏やかになる。それでいて意外と即効性もある。副作用はそれほど出なかった。 テンションを上げたい場合にはあまり使えないが、落ち着きを取り戻したい場合には最適の薬である…

ゾロフトの効果について

いい方向に働くときはテンションが上がり、自信が湧いてきて、幸福感を味わうことができる。個人的には非常に好きな薬である。即効性もあり、ここ一番の重要な場面で使うには最適の薬だと思 しかしその一方で、微熱、食欲不振、だるさ、イライラ、吐き気など…

悪性黒子

悪性黒子 lentigo maligna 〔LM〕 [同義語]黒色癌前駆症melanotische Pracancerose 〔Miescher 1933〕、 infective melanotic freckle 〔Hutchinson 1892]、 lentigo malin de vieillard 〔Dubreuilh 1894〕、melanose circonscrite precancereuse〔Dubr…

神経櫛起原細胞性腫瘍

1。神経鞘腫 単発、ときに多発する皮内または皮下の弾性硬の境界明瞭な小腫瘤でシュワン細胞の良性腫瘍。まれに嚢腫状に変性して波動を呈する。末梢神経・脳神経の走行に沿い、皮下・内臓・舌に発し、特に聴神経に好発。細長い核が流れるように並び、核が密…

癌皮膚転移

内臓癌が連続性、血行性またはリンパ行性に皮膚に転移してきたもので、原発巣として乳腺・胃・肺・腸・子宮・卵巣などがある。転移腫瘍細胞の増殖の仕方・皮膚内における占位により種々の臨床像を示すが、皮下結節・皮内硬結・小結節・結節・潰瘍・板状硬結…

汗腺癌および脂腺癌

A。エクリン汗腺癌 腺体部に発する腺癌が主で、したがって皮内ないし皮下に発し次第に大きくなり、やがて皮表に隆起してくるもの(eccrine adenocarcinoma)を指していたが、エクリン汗分泌器官を表皮内汗管部(acrosyringium)・真皮内汗管部・分泌腺体部と分…

基底細胞腫の症状、分類

基底細胞腫 carcinoma basocellulare、 basalioma、 basal cell carcinoma、 Basalzellkrebs、 ulcus rodens 〔症状・分類〕基本型は硬い黒褐色様光沢性小結節で、種々の臨床型をとる。 1)結節潰瘍型noduloulcerative basalioma :最も多い型で1~数個の硬…

ケイラット紅色肥厚症

ケイラット紅色肥厚症erythroplasia〔Queyrat 1911〕 主として亀頭に、その他、陰門・口腔粘膜に生ずる境界明瞭な、鮮紅色の、表面ビロード状の局面で、粘膜ないし皮膚粘膜移行部に生じたボーエン病。 有棘細胞癌、基底細胞腫〔癌〕、皮膚付属器癌〔汗腺癌・…

乳房ページェット病

乳房ページェット病mammary Paget's disease 〔症状〕乳頭・乳暈中心の境界明瞭な紅斑・湿潤・結跏局面で、年余にわたり徐々に進行。しばしば下床乳腺内に硬結を触れ、また所属リンパ節転移をみる。ほとんどが女子。 〔病因〕乳腺排出管細胞に発した癌(intra…

ボーエン病の症状、病因、組織所見

増殖腫瘍細胞自体は、その悪性度から癌といいうるものであるが、未だ基底膜を破らず、その変化が表皮内に留まっているもの。 ボーエン病 morbus Bowen 〔1912〕 〔症状〕円~楕円形の、境界比較的明瞭な局面で、浸潤あり、褐~黒褐色を呈し、鱗屑または痂皮…

老人性癌前駆症:老人性角化症、白板症

それ自身かなりの高い頻度をもって将来癌に移行し得、組織学的悪性度がBroders分類の1/2度の有棘細胞癌に相当するもの。 それ自体は組織学的に悪性度を有しないが、将来癌化しやすいものを広義の癌前駆症と称し、熱傷瘢痕・狼瘡瘢痕・慢性放射線皮膚炎・色素…